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歴史には「史観」が必ず存在する
歴史には「史観(しかん)」が必ず存在します。
史観とは、歴史の中で起こった出来事や事実についてどう思うかという歴史観のことです。
史観は、歴史についての解釈・世界観などを作ります。史観によっては事実そのものすら変えて語られることすらあります。
そのため、歴史は史観によって作られていると言っても良いです。
史観は、歴史を語る人の数だけ存在する
史観は、歴史を語る人の数だけ存在します。
歴史を語る人によって、持っている情報・知識・考え方・思い・想い・願い・視点・解釈・価値観・思想・主義・世界観・信念・目標・目的・理想・理念などが違うからです。
歴史の多くは、権力を持っている者、争いに勝利した者、などによって、自分たちの都合の良いように書かれていることが多いです。
国や民族が語る歴史であれば、自分たちの国や民族がいかに素晴らしいかを伝えるため、政治家や政治の場面で語られる歴史なら、自分たちの政治や政策の目的を達成するため、企業が語る歴史であれば、自分たちのビジネスの成功のため、宗教家や宗教の場面で語られる歴史であれば、自分たちの教え・宗教の正しさを伝え布教伝道するため、研究者や学問の場面で語られる歴史は、自分たちの学説や学閥の正しさを証明するため、など単なる事実がどうなっていたかを追求するだけではなくて、歴史を語るそれぞれ人間の様々な想い・思いが歴史の中に込められれて、歴史が語られれます。
そして、語られるそれぞれぞの歴史について、必ずしもどれが良いとか悪いとかがあるわけではありません。
語られているそれぞれの歴史は、歴史を語る人の情報・知識・考え方・思い・想い・願い・視点・解釈・価値観・思想・主義・世界観・信念・目標・目的・理想・理念などの影響を必ず受けます。
完全に客観的で全ての事実のみが語られている歴史は存在していません。
歴史は、歴史を語る人の情報・知識・考え方・思い・想い・願い・視点・解釈・価値観・思想・主義・世界観・信念・目標・目的・理想・理念などの影響を受けて語られるものなのです。
そのため、事実や真実を大切にしつつ、自分にとって良いと思える歴史、自分にとって役立つと思える歴史、を大切にすれば良いと思います。
ただし、結局、最終的には、事実・真実が語られている本当の歴史が、自分にとって最も良く、自分にとって最も役立つことになると思います。
事実・真実が語られている本当の歴史を見つける方法
では、事実・真実が語られている本当の歴史はどのようにすれば見つけられるのでしょうか?
事実・真実が語られている本当の歴史を見つけるには、歴史について様々な視点・角度から調べ、様々な情報・知識・考え方・思い・想い・願い・視点・解釈・価値観・思想・主義・世界観・信念・目標・目的・理想・理念などから見た歴史を知ることです。
すると、1つの出来事に対して、様々な事実や真実が含まれていることが分かってきます。特に、世の中で一般的に正しいと伝えられれている歴史については、必ずとは言い切れませんが、たった1つの視点・角度から語られているだけで、しかも語られている唯一の視点・解釈だけが正しいと主張され、ただ何となく無条件に多くの人に信じられている場合、本当の歴史である可能性はもちろんありますが、事実や真実が隠されたり間違っている可能性もあります。
そのため、可能な限り様々な情報・知識・考え方・思い・想い・願い・視点・解釈・価値観・思想・主義・世界観・信念・目標・目的・理想・理念などから見た歴史を調べてみることで、事実・真実の本当の歴史を知ることができるようになります。
史観は生活・人生に重大な影響を与える
歴史と史観は、生活・人生に重大な影響を与えます。
歴史と史観は、自分の知識・考え方・思考・思い・想い・感情・気持ち・視点・解釈・判断・評価・選択・印象・価値観・思想・主義・世界観・信念・行動などに影響を与える可能性があります。そのため、どのような歴史を知り、どのような史観を持つかによって、自分の生活・人生に影響を与える可能性があるのです。
歴史は、世の中一般に広く知られている出来事の歴史から、宇宙・自然・人類・国・地域・文明・社会・文化・時代などに関わる歴史や、個人や自分に関わる歴史まで、様々な歴史があります。
そして、それぞれの歴史についてどのような史観を持つかによって、物事の捉え方が大きく変わる可能性があるため、知識・考え方・思考・思い・想い・感情・気持ち・視点・解釈・判断・評価・選択・印象・価値観・思想・主義・世界観・信念・行動が大きく変わる可能性があり、最終的には自分の生活・人生に重大な影響を与えるのです。